現代社会の出版と社史のあり方について考えています。

企業の役割とは何か
小さな頃に出会った1冊の本に影響された人は数多くおられます。
私もその一人です。出版業は、小さな会社でも社会的な影響力が強く、
従事する人たちの高い倫理観と読者への責任感が必要です。
出版社といえども、いち民間企業で、利益がないと活動を続けることはできません。
しかし、何にも優先して、売上、利益を追うことが目的になっては、
何のための企業なのか、存在意義がわからなくなります。
出版業は読者に夢と勇気をお伝えし、
社史は企業や組織が社会でより良く機能し続けるための道標を示す媒体です。
それらの活動を通じて、お取引先さまとの約束を守り、
社員の雇用を守るのが、出版業という会社を超えた、組織としての使命です。
社員も仕入れ先の皆さまも、この目的のために一緒に働いている仲間です。
小さなチームでも、リーダーには重大な責任がある
弊社はまだ小さな組織ですが、3つのISO活動と、
BCP(企業継続計画)の策定を通じて、企業の役割と責務に目覚めています。
特に、東日本大震災の数年前から、「企業はほんとうに歴史に学んできたのだろうか」
という疑問をもち、組織が歴史から真摯に学ぶことの重要性を訴えてきました。
大震災以降、その活動に拍車がかかったのは言うまでもありません。
お客さまからご期待いただいている役割を深く認識し、書籍の企画に、
社史の企画・制作に活かしてまいります。
そして、いま強いご支持をいただいているアーカイブサポート®事業の
研究・開発にも、間断なく取り組んでまいります。
これらの事業を牽引する私には大きな責任がかかっています。
また、その責任は当社の幹部社員たちが一緒に担ってくれています。
お取引先さまとの約束を守り、社員の雇用を守る――
この責任を今後もしっかりと全うしてゆくため、
リーダーとして謙虚さを忘れず、さらに学び続けてゆきます。
お取引先さま、そして社員の皆さんの
ご理解とご支援を、お願い申し上げます。
代表取締役社長 浅田厚志
